何をするか ではなく 何をしないか!

 5教科全部、9教科全部5をとって欲しい!と思う親心


私も人のことは言えません。
ついこの間まで、そう思っていました。どの教科もパーフェクトを目指して欲しいと。

ですが4人の子育てを通して、更に何千という公文の生徒に対峙して、悟ったのです。

人間、全部パーフェクトに出来るわけない。自分の胸に手を当ててみてください。

子育てはみんな素人からの出発です。経験といえば、自分の生い立ちくらいなので、自分の古い昔話を持ち出して考える…

もう一つは大きな期待。それはよいことですが、俯瞰(ふかん)して考えずに、目の前のことだけに囚われていると、結局何のために勉強するのかを子どもに説明できない…

例えば
学校の成績は出来る限り◎をとる→なぜ?
偏差値の高い中学・高校に入ってもらいたいから→なぜ?
偏差値の高い大学へ進学して欲しい→なぜ?
大企業に入って欲しい→なぜ?
沢山稼げる人になれそうだから→ホントにそれで幸せになれる?夢を実現できる?
その先は?→???

一例を書いてみましたが、なぜ勉強しないと困るのでしょうか?

学校進学だけの子育てでは、子どもはついてこなくなります。子どもの方が賢いからです。その先を考えるようになるからです。

親は、我が子の出来ないことばかりが気になって、我が子が持っている唯一無二の能力に気付かない人が多すぎます。

そして画一的な日本の学校教育に我が子をはめ込んで、子どもの個性を失わせていませんか。

外国語だー情報だーと文科省は教科を増やすことばかり。今の時代は、
何をやるか ではなく
🌟何をやらないか!です。

全部やろうとしないこと。
結局、何が必要になるのか、よく考えて欲しいです。

例えば大学進学を目指す場合、自分の道を決める時、必要不可欠な学びは何なのか…それを考えているのが、公文式の3教科なのです。

理科も社会も絵も体操もピアノもスイミングも…あれもこれもと欲張って、無理難題を子どもに押し付けていませんか。

最後に。
なぜ9教科を日本の学校で学ぶのか…
私は、自分の得意を知るためだと思うのです。自分が好きなこと、得意な教科に気付くため。

学校教育の中には、得意なものがない人もいるでしょう!

好きで得意なことを、とことん伸ばすことが、能力開発の一番の近道。保護者様には、子どもの「出来ること」に目を向けて欲しいです。

そして、子ども自身が何者にでもなれるという自信を持ち、自ら学ぶ人間に成長してくれることを私達は目指します✨

 

 

 

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