「ぼーっとしている」ように見えるけれど、実はめちゃくちゃ考えているのです!

 ある日の教室終わり。


数Ⅱ、数Ⅲを学習中の2人が黙々と解いています。

その学習姿勢が美しく
また共通点があるなあと。

それは、時折ぼーっと前を見ていることがあるということ。

わからないのかな?と気になって、声をかけようか迷いながら見守っていると…サラサラと書き始めます。

ぼーっとしているのではなく、
頭の中で、ものすごく考えている訳で、小学生の頃からそうでした。「考える習慣」が身についているのです。

N教材(無限等比数列)は、2枚で1時間位かかります。実に見事に解を導き出していて感心してしまいます。

彼らから学ぶことは、
子どもは、ぼーっとしているように見える時も、ぼーっとしている訳ではないという事実です。

そして、本気で何かを考えたり、没頭するには、余裕をもった時間が必要であるということです。

親になると、何だか子どもを思い通りに動かしたくなって、せき立てるように、あれもこれも親の好みで詰め込み過ぎるように感じます。

子どもは、親とは全く違う次元で考えていたり、好きなものや没頭したいものを持っているはずです。

ぼーっとしていていいのです。
子どもなりに、頭の中で、きっと色々考えていたり空想しているはず。人間はそんなに簡単に「無」になれない。

「考える習慣」を奪わないで欲しいのです。何もかも詰め込みすぎないで、考える余裕を持った子育てを皆さんにお願いしたいです。

 

 

 

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