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インプットだけの勉強で終わらず、アウトプットできる真に賢い人間をめざそう!

夏休みもそろそろ終わり、緊急事態宣下化で、横浜市の小中学校は8月いっぱいお休みとなりました。

皆さん折角のお休み、たくさん本を読んでいますか?

公文の先生であれば、本を読みましょうというのがセオリーですが、今日はもう一歩進んで、読んだことを使える人間になろうねというお話です。

本を読むことは言わずもがな、とても良いことです。先人の教えや歴史を知り、物語を読み取る力は、学力向上に貢献し、世間でよく言われる読解力を培うことに繋がります。

そして人間形成の一助になるはずです。

特に乳幼児期の情操教育として、またインプット教育として、絵本をたくさん読み聞かせることは、暗記力、学力向上にもつながり、子どもの将来に優れた影響を及ぼします。

 

本は読んだほうがいい、大人になっても、です。でも、それだけでは、有能な人間とは言えないと思うのです。

 

乳幼児期から学童期においては、まずインプット教育が大事です。まっさらな状態では、応用も独創も出てこないと思いますので、まずは基礎基本、土台作りをしっかりして、知識を蓄える必要があると思います。読み書き計算、重要ですね。日本では、これが、中学、高校まで続くのですが、自分の意見や、得た知識に関して、自分の言葉で発信する学習場面が極めて少ないと感じます。

大人になっても一方通行=インプットばかりの人いませんか?

なぜそれを疑問に思うかというと、一つはドイツに6年間暮らした経験からです。現地校やインターナショナルスクールに我が子を通わせているママ達の話によると、日本の教育と全く異なる授業であり、宿題(課題)内容であると口をそろえて話をされていました。それは、早期段階から、レポート形式の課題が多く、ディベートであったり、グループワークが多いこと。またテストも記述式ばかりだというのです。それは、ギムナジウム進学や大学受験も同じで、レポート形式と面接であることがほとんどでした。

もう一つは、日本で暮らす中で、言語化(=アウトプット)が不得意な人が多いと感じるからです。日本では、多くの人は、就職試験で、いきなり自分を語ることを突き付けられます。二十歳を過ぎて、はじめてインターンシップやエントリーシート作成、面接のために、自分と向き合い、それを文章や言葉で語る=アウトプットを求められます。いきなり、自分の強みは?自分にしかない良さは?短所は?なぜこの仕事を選んだの?…次から次へ、問題提起がされ、それに対して理路整然と言葉で語る必要が出てきます。決められた時間内に、的確な内容を言語化して伝える能力が重要になってくるのです。

その後も、仕事では、アウトプット=言語化をうまく続ける人と、続けられない人とで、人生が大きく分かれそうです。

ここでいうアウトプットとは、「おしゃべり」を指していません。自分の意見を持ち、自分の考えを持ち、なおかつそれを言葉や文字にして、他人へ発信できる力です。他人を説得・納得・共感させる力です。

リーダーシップや協調性もすべて、自らの考えを言語化することが上手であるかどうかに尽きると思います。

頭はいいのだけど…インプットの量は大量だけど、それを外にうまくアウトプットできなければ、よい仕事に繋がりません。

コミュニケーション能力も、対人関係を築く能力ですので、言葉の力が大きく影響してきます。

アウトプット=言語化がうまくできてこそ、真に頭の良い人だと思うのは、私だけでしょうか?

 

というわけで、本を読むだけでは、テストの点は上がりませんし、良い大学を出ただけで、将来が保証されるわけでもありません。

勝負は、インプットして「アウトプットできる人」。得た情報を他者に向けて発信し、なおかつ共感を得られる人が、有望な人材なのだと思います。

企業も、学力プラス人間力の高い人材が欲しいので、テストと面接を繰り返すのだと思います。

今なら、YouTubeSNSを利用して、世界中から情報を受け取り、自分の考えを文章にしたり、丁寧に発信していくことで、言語化を鍛えることはできます。本を読むだけでなく、書いてみるのも良いと思います。学校で募集があるものに積極的に応募したり、代表になって発表するのも良いでしょう。とにかく、頭の中に貯めこんだら、それをどんどん発信、使いましょう!勉強でも資格でも、使ってなんぼじゃないでしょうか。(お金も一緒かな。貯めるばっかりじゃなくて、いかに使うかが最も大事だと思います。)

 

日本の学校教育は、アウトプット教育が遅れていると感じます。

学力偏重の学校ではなく、国際色があり異文化を受け入れ、様々なバックグラウンドをもった生徒が集まっている、先進的な中学・高校・大学への進学できると理想的ですね。

 

お勧めの学校がありましたら、ぜひ教えてくださいね。