教室に通っているお子様たちを見ていると、学習に関する能力(地頭力)に違いがほとんどないことに驚かされます。大人が想像するよりも、ずば抜けて頭の良い子の出現率は低いです。しかし、学年が上がるにつれて進度に差が出て、学力の差は顕著になります。能力に差がないのに、学力に差が出るのはなぜでしょうか?
答えは「習慣」にあります。学年よりもずっと先に進んで、表彰されるような子の優れている点は「継続力」です。
何を継続しているのでしょうか?
・必ず毎日勉強する
・教室に休まずに来る
・楽なところ、楽な枚数でとどまらない
賢い子はこの3つを継続していて、「賢くなる学習習慣」を手に入れています。教室に通ってくれている全ての子に「賢くなる学習習慣を」プレゼントしたい気持ちで一杯ですが、こればかりは家庭で努力し続けることでしかゲットできないのです。さらに残念なことに、子どもだけではゲットできないのです。
さあここで、
「賢くなれるか 分かれ道クイズ!」
〜こんな時あなたならどうしますか?〜
Q1 お友達と遊んで帰ってきて少し疲れている。「今日は公文行きたくない!」と駄々をこね始めた。
- 口すっぱく怒るものの、抵抗がひどいので休ませる
- なんとしてでも教室に連れて行く
- 次回からは「遊ぶ前に公文に行く」というタイムスケジュールに変える
Q2 晩御飯を食べ終わって公文タイムなのにテレビが面白くて寝る時間になった。
- そもそも宿題を終わらせていないことに気づいていない
- 「なんでちゃんとやらないの!公文やめさせるよ!」と怒るが、時間通りに寝かせる
- テレビを見終わってから公文をさせ、寝るのが遅くなる
- 「公文タイムは絶対だ」と言い聞かせて、テレビを録画する
Q3 公文をはじめて15分もしないで「終わった〜〜。」という。
- そもそも毎日どのくらい勉強しているのか知らない
- 「早く終わったわね〜。集中できたみたいだね。」と褒める。
- もっとできそうなことを先生に伝え、プリントを増やすか、もう少し早くすすめるか相談する。
あなたの答えは賢い道に続いているでしょうか?
次回へ続く。