No.5
(2022/8/26発行)
暑さが幾分和らいで参りました。日本もやっとコロナ対応を世界標準にあわせていく模様ですが、公文の夏の体験学習が9月まで延長されます。チャンスを逃された方は、これからチャレンジしてみませんか?お気軽にお声がけくださいね。
今日は、言葉の発達と国語の重要性についてです。皆様ご存じの通り、赤ちゃんが言葉をしゃべるようになるには、1~2年かかりますね。初めは周囲のことばをひたすら聞いています。あーやうーと真似を繰り返し、聞き言葉が満タンになると、ある日言葉を発するようになります。話すことは、誰でもできます。識字率の低い国の人たちも、話すことはできるのです。
子ども時代の言葉の獲得量には、親の影響が多大です。先日出版関係の方に聞いたところ、子どもの表現力や語彙力は、早口でおしゃべりな親の方が高いそうです。また夫婦仲が良い方が家族の会話が増えて、やはり子どもは語彙が豊富に育つそうです。
では、勉強という観点でいうと、次の段階である「読む」「書く」が重要になってきます。これらを世間では読解力、語彙力、文章力などと言いますが、習得するのには順番があります。まずたくさん読む!たくさん読まないと書けないのです!
読みがつたない状況のお子さまは、文字は読めていても、内容を理解できていません。これは大人も同様です。その状況で、読書感想文や日記やレポートをまとめることなどできません。言葉を紡ごうにも、頭の中に「言葉」があまり入っていないわけですから、取り出すことなどできないわけです。
こういった理由で、幼児期からの本の読み聞かせをすることは頭がよくなるに決まっているわけです。そして幼児期だけでなく学童期も続けていく必要があります。嫌いだから読まないと、その先の人生に影響が出ることは間違いありません。職業選択の幅が狭くなることに繋がりかねません。
国語の力を伸ばすことは、個人の能力を決定づける非常に重要なファクターです。日本人だから国語ができるとは言えません。日本語が喋れるだけで、国語力の高い日本人はそんなに多くありません。もし本を潤沢に読んでいないなら、せめて公文の国語を続けることをお勧めします。これ以上の教材を私は知りません。国語力は一朝一夕に身につかない力です。大学生や社会人になった時、勝てる力を今から蓄えておきましょう。
最後に。公文では、初期の教材で見写し書きが頻繁に出てきます。ひらがなや漢字、文章をそのまま書き写して解答するものですが、これができない生徒さんが実に多いです。誤字脱字に加えて思い込みで書くことが多いのですが、これは子どもに限ったことではないそうです。
出版社の入社試験で、1000字の文章を見写し書きするというものがあるそうですが、これを正確にできる人は極めて少ないそうです。1000字で1字間違うと10万字で100個の間違いになってしまいます。新聞や本の校訂の厳しさがお分かりいただけると思います。正確に書き写せないということは、認知力が低いということになります。
国語の力が低いと数学や英語などにも限界が現れます。今から訓練すれば間に合いますので、ぜひ公文の国語でお子様の内に眠る能力を引き出してあげて欲しいと思います
この夏、二十数冊の本を読みましたが、特にお勧めしたい2冊をご紹介します。
☆特に中高生に。読み終わった時泣いてしまった~
「勉強が面白くなる瞬間」パク・ソンヒョク著 ダイヤモンド社
☆就活生から大人 あのUSJをV字回復させた戦略家
「苦しかったときの話をしようか」森岡毅著 ダイヤモンド社
No.4
(2022/5/31発行)
汗ばむ陽気になって参りました!体調管理に気を付けながら、心身の健康のため外でもしっかり遊びたいですね。
1,6月にオンライン個人面談を行います。日程は18,20,21,23,24,25日。ご予約は公式LINEのメニュー「面談予約」よりお願いします。今回の目的は、学習状況と目標を共有し、ご家庭のご様子もお聞かせいただくことです。全員の方のご予約をお待ちしております。別日をご希望の方は大庭までお知らせください。
2,第3弾!オンライン家庭教育セミナーを6月4日(土)12時~13時 開催します!
今回は幼児教育に焦点をあてて、「子どもと成長する家庭教育の取り組み方」と題してお送りします。
当教室は0歳からの教育に力を入れており、年々乳幼児の生徒さんも増えてきております。公文式も家庭教育が原点、賢く育てるためのお子さまとの向き合い方や保護者様の心の持ち方、取り組みなどを具体的にお話しいただきます。
講師に、名門白百合学園をご卒業され、我が子を塾なしで成蹊小学校に合格させた吉岡先生をお招きしております。受験塾が語る受験のためのプロセスではなく、☆親子でどんな生活を送っていたのか、☆何に苦労したのかなど、日頃垣間見ることができない、等身大の体験談をお聞かせいただきます。受験するしないに関わらず、また小学生の保護者様にとっても有意義な内容です。改めて家庭教育の重要性をご理解いただければ幸いです。一人でも多くの方にご参加いただきたいです。土曜日にお昼ご飯を召し上がりながら、お気軽にご視聴くださいませ(^^♪
☆彡オンライン個人面談、オンラインセミナー、オンライン教室、オンライン土曜幼児タイムは、すべて同じZoomで行っております。
☆当教室では、すべての会員様に公式LINEへご登録いただいております。指導者からのメッセージ、毎月の教室カレンダー、各種検定試験のご案内、面談予約など様々な情報配信と、保護者様とのやり取りにも利用しております。個人LINEと違い、保護者様からいただいた内容は、他の方には見られません。大庭と主要スタッフのみ拝見しておりますので、ご安心してお使いください。お休み、休退会のご連絡などもすべて公式LINEへお願いいたします。
公式LINEのご登録がまだの方は、大庭までご連絡をお願いします。
☆タイムラインでも、当教室からの学習注意喚起を行っておりますので、ぜひご覧ください。また大庭が発信するInstagram、おおば先生の公文教室ホームページ、Twitterも運営中。教育、学習に関する様々な情報を日々発信しております。皆様の子育ての一助にしていただけると嬉しいです。フォローよろしくお願いいたします❣
No.3
(2022/5/1発行)
進学のひろばにご登録された小6生を対象に「到達度テスト」というテストが7月下旬にあります。これは、進学のひろばを利用して中学受験したい生徒は、必ず受けなければならないものですが、受験をしない生徒も受けることができます。内容は小6までの範囲で、国語と算数の2教科です。当教室では、3年前から毎年、2,3名の生徒が受けております。
3年前に「到達度テスト」を受けて、日限山中学校へ通う生徒のお母様のお話ですが、到達度テストを受けるためにE、F教材に戻って復習して、早くミスなく解く訓練をしたことが、今とても役に立っていると、今頃お話しされています。
進学のひろばは、なんら特別なものではなく、誰でも何歳でも登録可能で、登録するとiKUMONサイトから、いつでも情報が受け取れます。無料ですし、到達度テストも無料です。
公文国際学園への受験を希望される場合は、この「到達度テスト」で85%以上の正答率であることが必要になりますが、他の学校はそれより低い正答率が基準となっています。また、中学受験されなくても、小学校の総復習となる内容ですので、どのお子様にとっても有意義なものであることは間違いありません。
今年から、当教室では少し幅を広げて、この到達度テストを生徒の皆さんに受けてもらおうと考えております。GW明けから2ヵ月かけて準備をしますので、希望される方は大庭までご相談ください。
今年も、当教室には、公文国際学園を受験希望する生徒が数名おります。またそれ以外の受験校もおります。一度塾へ行ってはみたものの、公文式で、という生徒さんもいらっしゃいます。いつからでも可能性はあります。どんなことでも、ご遠慮なくご相談くださいね。
また進学のひろばへのご登録を希望される方は、公式LINEまでお知らせください。
No.2
(2022/4/28発行)
新学年となり1ヵ月、新しい環境にも慣れつつ、お子さまも疲れがたまってくる頃かと思います。緊急事態宣言やまん延防止が発令されていない大型連休は実に3年ぶりです。勉強も大切ですが、時には心と体を開放し、いつもと違う体験をしてみたり、新緑を味わい、英気を養ってくださいね。感性を養う環境作りも教育には重要です!
1,GW分の宿題をお渡ししておりますが、ご確認いただき、さらに必要な方は本日28日中にお申し出ください。また家庭採点をしていただける方もメモや公式LINEでご連絡ください。お渡しいたします。
2,英検の申し込みを締め切りました。一次試験日は6月4日(土)です。集合時間は受験者に別途お知らせします。いかなる理由があっても試験時間を変更することは受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
3,5月15日(日)公文認定テストです。今回は中学修了認定が9名、高校基礎修了認定1名の受験者が準備をしております。この試験を受けるための準備が大変役に立ちます。G~Iまでの内容を本当に理解しているかの総点検を行うからです。一時的に忘れてしまった内容を思い起こしたり、立ち止まって復習することで、確実な学力の定着が図れます。例えば、中学数学を解ける小学生は、小学校の算数は楽に理解できます。一人でも多くの生徒が認定テストを受験できるよう、指導にあたっております。
4,公文式で中学受験ができることをご存じですか?
公文では、私立中学受験紹介制度(通称:進学のひろば)という制度があります。これまで一部のご依頼のあった生徒さんにのみご紹介をしておりました。
メリットは、中学受験のために公文式や習い事を辞めて、進学塾に移り、特殊な受験勉強をする必要がないということです。
紹介校は、東日本で87校、西日本で104校 基準は各学校ごとに異なります。
代表的な学校が公文国際学園で、当教室からも今年2名が合格、一昨年2名合格しております。公文国際学園の場合、受験科目は国語・数学・英語から2教科を選択します。英語は2級程度の実力が必要なため、国語・数学を選択しての受験が一般的です。認定テストの合格も事前に必要になります。
私事ですが、愚息も公文式受験(国数)で公文国際学園に入り中3になります。3歳からドイツで公文を始めて、小学時代は野球に明け暮れ、受験の直前まで野球を続けながらの合格でした。今年合格した2名女子のうち、1名は女子サッカーでベルマーレの下部組織女子ユースセレクションに合格しながら公文も頑張る、もう一名もダンスを続けて頑張りながらと、勉強漬けの小学生活を送っていません。
そもそも公文家の公文式学習の原点は、小学校の成績向上を目標にしていません。もっと先まで考えられた内容であり、目先の結果に捕らわれることなく、後で花開く真の学力向上を狙ったメソッドなのです。ここをぜひ保護者様にご理解いただきたいと思います。
小学生のあゆみの〇の数など、なんだ気にする必要はないと思います。成長の時期は個人によって差があります。学年ではなく、個々の能力に合わせて学べる公文式は、教育の本質であり、だから日本だけでなく海外でも受け入れられているのです。
他にも様々な紹介校があります。詳しくお知りになりたい方や、進学のひろばへのご登録をご希望の方は、ご遠慮なく大庭までお声がけくださいね。
*スイス公文学園のサマースクールが3年ぶりに開催されます。7/24~7/30
現地集合・現地解散(チューリッヒ空港)ご興味のある方は大庭まで。または検索してみてね
No.1
(2021/12/9発行)
2021年も残りわずかとなりました。今年もコロナコロナで1年が終わろうとしています。そんな中でも、常に子ども達を伸ばすために、皆様ご家族の未来を明るくするためにはどうしたらよいかを考え続ける毎日です。2022年は、もっと子ども達の自発的な力を引き出して、真の自学自習を体現できる生徒を一人でも多く輩出したいと考えています。
そのための取り組みとして、12月に生徒全員に「2022年の目標」を考えて書くように、一人一人にスペシャルな紙を渡して、話をしています。その上で、1月に全生徒と「個人面談」をする予定です。既に目標を書いている生徒もいますが、伝えたことは、お母さんやお父さん、先生の目標ではなく、自分の目標を自分で決めるようにということです。紙には、進度表や英検漢検や認定テストなど具体的に示しています。保護者様にも後日、年間スケジュールと一緒にお渡しをいたします。
全生徒と話をして、全員が真剣なまなざしで、私の話を聞いていました。個人面談もなんだか困ったような、嬉しいような表情☆これまで保護者様とは面談をしておりましたが、なぜ生徒と一対一でしなかったのか…と悔やみました。これまでは、あなたはこの教材まで進んだから、認定テストね、とか英検〇級を受けようね、とか常に受け身の姿勢で学習をさせていたのではないかと思ったのです。先生が言うから、お母さんが言うから…では、自立心は育ちません。自分で考える習慣を身につけて欲しいです。そして子ども自身にやる気になって欲しい!自分のことを自分で考え決めることができれば、問題を自分でよく読んで、自学自習で学んでいくことにも繋がると考えます。受け身ではなく、能動的に学習へ向き合えるよう、そして「くもんが好き!」に導いて参りたいと思います。
★初イベント「Zoomで初くもん!」を1月3日(月)9時~9時30分 開催予定です。Zoomならどこにいても参加可能(^^♪初学習楽しみです!ZoomIDは別途送ります。
★1月中、保護者面談をZoomで行います。別途予約システムをお送りしますのでご入力ください。今回の面談では、個人別に過去のデータと今後の見通しをグラフでお見せして、2022年の学習計画についてお話しさせていただきます。一人一人のお子さまの頑張りがよーくわかりますよ!